【子ども会議の活動報告part2】らいつの利用者の声を集めるBigVoiceについて

子ども会議って?

小学4年生~高校生世代までの子どもたちが月に一度あつまり、らいつの運営に子どもの声を反映するためらいつの利用方法やルールについて、利用者の代表として話し合っている活動のことです!

 

BigVoiceって?

BigVoiceとは、らいつの事業に子どもたちの声を活かすために自由に意見を出せる企画で利用者ならだれでも参加できます。毎年、子ども会議メンバーが企画、実施しています。

2021年は、BigVoiceとして以下の3つに取り組みました。

①らいつの人数制限について聞くアンケート

宮城県の新型コロナウイルス感染者が減ってきたためらいつ館内で遊べる人数を増やしてもいいのではないかと考え利用者にアンケートをとろう!と、人数をふやすorへらすorそのままと選択肢をつくり、シールを貼ってもらいました。どうしてそこにシールを貼ったのかの理由を書けるスペースも作り、ふせんに書いてもらいました。

②「らいつについてどう思っているのか?」「らいつで参加したい・やりたいイベント」「新しくらいつに置いてほしいマンガ本や絵本」について聞くアンケート

子ども会議メンバーの「自分たちはらいつで困っていることがないから困っていることを知りたい!」という声から、らいつをもっと楽しくて過ごしやすい場所にするために子ども会議で話し合う議題を集めよう!と決まりその他にも、なかなからいつでイベントができていないけどどんなイベントに参加したいと思っているのか知りたい!、らいつに新しい本を置きたい!と「らいつについてどう思っているのか(困っていることやもっとこうしたほうがいいと思うこと)」「参加したい、やりたいイベント」「置いてほしい本やマンガ本」についてアンケートをとることに!
置いてほしい本では東京リベンジャーズが一番多く、その他が1・2票だったため追加でアンケートをとることを決め、再アンケートを実施しました。

③らいつのお得な情報をふせんで貼ってもらう掲示板の作成

遊びに来ている人でも意外と知っているようで知らないことがあるからもっとみんなにらいつのことを知ってほしいと「らいつのお得掲示板」を作ることに決定!

BigVoiceでたくさんの声が集まったよ!

①らいつの人数制限について聞くアンケート結果
(そのまま)16票 理由:減らすと自分が入れないかもだし、増やすとみんなが怖がってらいつに来れないと思ったから
(へらす)25票 理由:増やすとコロナが出るから減らしたほうがいいと思った、増やすとコロナになるから、もうちょっと減らすと密にもならないから
(増やす) 25票 理由:らいつに来たのに50人で制限されていて遊べないから

②「らいつについてどう思っているのか?」「らいつで参加したい・やりたいイベント」「新しくらいつに置いてほしいマンガ本や絵本」について聞くアンケート
「らいつについてどう思っているのか?」で特に多かった回答は「楽しい場所」でした!
そのほかに、「Wi-Fi4時間にしてほしい」「タブレット貸し出ししてほしい」「けんか」などがありました。
「参加したい、やりたいイベント」について多かった意見は、 「おまつり」「逃走中」「かくれんぼ」「鬼ごっこ」「ゲーム」「カードゲーム対決」などです。
ひとりひとりではしているけれど、今コロナでなかなか人が来ないのでもっと大人数でやりたいかららいつ貸し切りでやりたいという意見がありました。
そのほか、「制服のおさがり会(おひろめ会)」「フリーマーケット」といった意見が出ました。
「新しくらいつに置いてほしいマンガ本や絵本」では、
1位 東京リベンジャーズ、遊べる絵本
2位 スラムダンク、図鑑、ジョジョの奇妙な冒険シリーズ でした。
この結果をもとに新しくマンガ本と図鑑、絵本を買いました。

集めた利用者の声から子ども会議で話し合いをしたよ!

その後の子ども会議でBigVoiceで集めた声を子ども会議で集計し、話し合いたいことをメンバーで確認しました。
「らいつのおもちゃの説明をくわしくしてほしい」という声から、実際にらいつ館内をメンバーが見て回り、らいつにある知ってほしいおもちゃ&説明したほうがいいおもちゃについて子ども会議で話し合い、以下のことを決めました。

①図書コーナー側においてあるサッカーボール、ビリヤード、野球盤はあることがわからないからけん玉と駒が置いてあるゆったり広場側の見えやすい場所に移動
②説明書を読まないとわからないものがあるからカードゲームとボードゲームで説明書がないものは新しくする
③そもそもらいつにどんなゲームがあるのか知ってほしいからカードゲームとボードゲームの一覧表をつくる
④どこになにがあるのかわかりやすくするためブリオ、けんだま、こま、ディアブロ(中国こま)はお知らせをつくる
⑤らいつのおもちゃを遊びに来ているいろんな人に知ってもらうためLINE&HPでらいつのおもちゃ紹介をする
⑥図書コーナーの本が何があるのかわからないし、もっと利用者のみんなに本を読んでほしいからお知らせをつくる

また、「制服のおさがり会をしたい」という声から、らいつで制服のおさがり会をするかどうかを話しあいました。
メンバーからは「制服を見たい!」「制服を知らない人からもらうのはちょっといや」という声があり、「制服の写真の展示会をしておさがり会をしてほしい!と声があったら考える」と決まりました。
職員から子ども会議で開催する場合、子ども会議がらいつを代表としている会議なのでどうして開催するのかの理由をきちんと考える必要があること、月に1回の子ども会議の話し合いがおさがり会の準備だけになることを伝えました。「本格的になると準備が大変」「コロナで中止になったとき協力してくれる人が大変」と話しあい、子ども会議有志が子ども企画で企画しようと決まりました。

これからも子ども会議はメンバーや利用者の声から、らいつのことについて考え話し合っていきます。

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