5月8日(日)に、今年で5回目になる「まきトーーーク」を開催しました!
まきトーーークとは、5月にあるこどもの日にちなんで「子どもの声を発信しよう!」「子どもの声を聞こう!」と、自分たちのまちである石巻のことについて子どもと大人が意見交換をする場のことです。
今回は、石巻市がSDGs未来都市であることをうけ、SDGsの17の目標のうちの一つ「11 住み続けられるまちづくりを」をテーマに、子どもたち自身が石巻について自分事として考え、よりよいまちになるようにみんなでアイデアを出し合い、市に提言しようと開催しました。小学2年生から高校生までの子ども12名、市役所の方を含めた大人がオブザーバーとして8名、併せて20名が参加しました。
はじめに、若者言葉をふんだんに使ったサブタイトルである「まちガチャ、いしのまきをRからSSR計画」から自分が思う石巻のレア度を考えよう!と参加者のみんなに自己紹介シートを書き込んでもらいました。
その後は、SDGsと17の目標の一つ「11住み続けられるまちづくりを」のターゲットについて子どもたちに向けて説明しました。
ターゲットとは?
SDGsの17の目標には、それぞれに10個前後の具体的なゴール(ターゲット)が設定されています。
合計「169個」のゴールが存在するため「169のターゲット」と呼ばれています。
今回のまきトーークで話し合う「11住み続けられるまちづくりを」には、10個のターゲットがあり、今回はそのうちの7個のターゲットを話しあうテーマとしました(下記画像参照)
休憩を挟んだ後は、子どもたちそれぞれが話し合いたいターゲットごとに4つのグループに別れワークショップを行いました。グループごとにオブザーバーとして大人がはいり、思いつくアイデアをどんどん出そう!とふせんに、「あったらいいな」「こうなったらいいな」「こんなことならできるかも」とたくさんのアイデアを書いていきました。
書き出したアイデアをグループの中で共有し、「そのアイデアおもしろいね!」「ここのアイデアとこっちのアイデア合わせたらいいんじゃない?」「こうしたらもっといいアイデアになるね」と盛り上がりながらアイデアを広げていきました。
石巻のまちを進化させるためには、1つ、2つだけでなくたくさんの進化素材を作ることでSSRのまちにすることができると考え、最後にアイデアをまとめるためのカード(ワークシート)を作成。出てきたアイデアからどれが進化素材になりそうか話しあい、カード(ワークシート)にまとめていきました。カードにまとめるときにも、「これも効果として使えそう!」「○○したら、××にもつながっていくね」「こういうこともできるんじゃない?」と新しいアイデアがどんどん出てきており、なかなかカードにまとまらないほど盛り上がっているグループもありました。
そして、自分たちが考えた「進化素材カード」をグループごとに全体に発表しました。
今回まとめた進化素材カードをもとに、参加した子どもたちが集まり市長に提言するために準備を進めていきます。
今回ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
名前:進化素材カードの名前
コスト:実現度(小さいほど今すぐに実現可能、大きい数ほど時間がかかったり実現が難しい)
イラスト:グループで考えたアイデアをイラストにしたもの
効果:内容を詳しく説明したもの
参加した子どもたちの声
・石巻をもっといいまちにしたい
・とてもみんなで考えて、自分の意見を言えて、すごかった。楽しかったです。
・みんなで考えた「お茶っこレンタル」がみんなから「すごい!」と言ってもらえてうれしかったからです!
・みんなと話し合う楽しさに気付きました
・グループの人たちといっしょにいいアイデアをたくさんだすことができたから
参加した大人の声
・実現することを前提に話してくことに意義を感じました。大人は「できない」「できるはずない」から入ってく 子供は「できる」「なんでできないの?」から入ってくのがすばらしい
・子どもたちの自由な発想、意見を聞くことができた。もっと話せる場、意見を聞く機会が必要だと感じた。
・子ども達が今、必要としていることがわかったような気がした。自分の目線でなく、広い視野で物事を見て、考えていることに感めいしました。
②交通手段
③まちづくりへの参加
⑤災害(防災・減災)
⑥環境問題(空気・ゴミ)
⑦公園や公共スペースなど