2021年度のまちづくりクラブの活動では、「防災・震災伝承」をテーマに活動に取り組み、らいつ周辺地域の「みんなで確認 ぼくらの防災マップ」を作成しました!
→防災マップ作成の様子はこちらのページからご覧ください!
防災マップをらいつに来ている人や地域の皆さんに使ってもらおうと、らいつを中心とした石巻小学校と住吉小学校の学区にてまち歩きを行い、災害のときに危ない場所や安全な場所、役に立つ施設などを調査!
そして、調査した内容をもとに、子どもからお年寄りまで使えるものにしようと、サイズや、ふりがな、説明文、タイトルについて、1つ1つメンバーで話し合い、作成を進めました。完成した防災マップがこちらです!
【表面】情報コーナー
表面には、情報コーナーとして
●避難所紹介
●避難ルート
●あると便利な防災用品
●家族で確認しておきたいこと
●応急手当(大量出血と低体温症)
が載っています。掲載内容も、メンバーが何がマップに必要かを考え、自分たちで調べて内容を作りました。
避難所や避難ルートに関しては、石巻市役所総務部危機対策課や各施設のご協力のもと、作成しています。
防災用品は、あくまでいざという時に持っていくもので、備蓄は別に用意すると良いなどのコメントも記載されています。
家族で確認したいことも、この防災マップをきっかけに事前に家族で防災に関して考えてほしい、いざという時に決めておくと役に立つことなどが記入できるようになっています。
応急手当は、命にかかわるケガなどを優先して載せようと、東日本大震災でも多かった低体温症などを選んでいます。
また東日本大震災を経験したメンバーから防災マップを手にとった人に伝えたいこと、考えてほしいことをメッセージとして掲載しています。
【裏面】防災マップ
裏面には、メンバーが実際にまち歩きをし、危険なところや何かあったときに役立つものなどをチェックし、それぞれのポイントを載せています。
地震などだけでなく、暗い道や浸水しやすいところなど普段の生活でも使えるポイントも掲載しています。
12か所のポイントは、読んだ人に特に伝えたい場所をメンバーが選んだポイントです!
次に震災が起きたときに少しでも命が助かるように備えてほしいという想いで作成した今回の防災マップ!!
ぜひ皆さん、活用ください!!
※このマップは、サントリー東北サンさんプロジェクト「みらいチャレンジプログラム」助成事業により作成しました。
※石巻市子どもセンターらいつにて配布をしております。他、石巻市内の各施設に今後、子どもたちと配架・配布の依頼に行く予定です。