子どもまちづくりクラブだより(2022年3月号②)

新型コロナ対策のため、2回に分けて、開催した「防災リベンジャーズ」
今回は、3/24(木)避難訓練と3/29(火)防災体験企画の様子を紹介します!
→3/12(土)に開催した防災マップ完成発表と語り部企画の様子はこちらの防災リベンジャーズ活動報告①をご覧ください!
※「防災リベンジャーズ」には、過去の津波や震災に対してリベンジする。次に震災が起きたときに少しでも助かるように備えるという意味を込めています。

【防災マップを使って、実際に避難してみよう!らいつ避難訓練】#防リべ #避難訓練

3/24(木)、まちづくりクラブメンバーと、当日来館していた小中高生、乳幼児親子合わせて、45名の皆さんと避難訓練を開催!震度6強の地震を想定して、行った今回の避難訓練。発災後、頭を守るなど安全を確保した後、職員の誘導のもと、ギャラリーに集合して、点呼による来館者確認を行ってかららいつの1次避難所である羽黒山公園まで避難しました。宮城県で震度6の地震があった直後ということもあり、皆さん真剣に避難訓練に参加して頂き、中高生は、兄弟の多い乳幼児親子のサポートもしてくれていました!
らいつに戻った後、避難訓練に参加してくれた小中学生や乳幼児親子に向けて、まちづくりクラブメンバーから制作した防災マップについて紹介!らいつの近くにある避難所のくわしい情報や応急手当、あると便利な防災用品などについて、実際にマップを見てもらいながら、説明しました。
アンケートでは、参加者からは、「防災マップをつくろうと思いました。」「心の準備をしておくことの大切さを学び、しっかり家庭でも話し合おうと思いました。」といった感想がありました。職員も、実際に利用者がいる状況で、発災から点呼までどのくらいかかるのかなど学びの多い避難訓練となりました。

【防災リュックに何入れる!?防災用品を選んでみよう!】#防リべ #防災用品
 3/29(火)には、遊びに来ていた親子2組とまちづくりクラブメンバーで、防災用品について考える防災体験企画を開催!便利だと分かっていても、いざという時に防災用品すべてを持っていくのは大変…。準備をする際などにも、自分が何を大事にしているのか、何があったほうがいいのかみんなで共有すると新たな発見があるかもしれない!と小学生と高校生の担当メンバーが企画しました。
 まずは、用意した防災用品をみんなで見てみることに。らいつにある小学生低学年の3点セット、小学生高学年の5点セット+おむつ、中高生以上が持っていく防災リュックをそれぞれ持ってみると、防災リュックの重さに参加者みんなびっくり。「5点セットなら持っていけるかな…」など自分が運べる実際の重さなどを確認。その後、実際に中身をテーブルの上に並べて何が入っているのかをみんなで見てみました。

 どんな防災用品があるのかを見た後は、「その中から5つしか持っていけないなら何を選ぶ?」という企画メンバーからの問いをひとりひとり考えてみます。5つしか選べないとなると、「これも必要だけどあれもあったほうがいいし…」と参加者みんな真剣。自然と「これを使うならこの道具も欲しいよね」「温まるならアルミシートとホッカイロどっちがいいかな?」と話し合う場面もありました。
 参加者とメンバーそれぞれ5つを選んだら、みんなで発表。「非常食を作るのにも水が必要」「避難所のトイレが汚かったから自分は簡易トイレは絶対持っていく」など、それぞれの視点で共有し合いました。
「非常食のようかんは好き嫌いがあるかなと思ったけど、チョコようかんというのは食べやすそう」という参加者からの声や、参加した大人の方から当時の避難所の様子や、物資が発災の3日後にしか届かなかったなどの話もあり、防災用品を準備することの大切さを改めて感じる機会となりました。
 

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