子ども会議って?
小学4年生~高校生までの子どもたちが月に一度あつまり、子どもの声を反映するためらいつの利用方法やルールについて、利用者の代表として話し合っている活動のことです!
らいつの代表として子どもの権利標語「らいつ賞」を決めました!
石巻市には、子どもの権利に関する条例があり、子どもの権利について知らない人にも子どもの権利をわかりやすく伝えるために、毎年市内の小学生・中学生から標語を募集しています。
<らいつ賞って?>
らいつが子どもの権利を大切にし子どもたちの声で運営されていることから、らいつの利用者の代表として話しあっている子ども会議に「らいつ賞」を選んでほしいと市役所から依頼され、話し合い決めています。
今回は、子ども会議メンバーだけでなく広く利用者に呼びかけ、らいつの利用者である小学低学年の子も一緒に話し合い、決定しました。
はじめに子ども会議に参加したみんなに子どもの権利について知ってもらうため、ちょっとしたゲームをしました!
権利の視点で、選択肢(安全で、健康に、きれいな空気、服、自転車、遊べる場所など)の中から自分にとって大事なものを選んでいく「Wants&Needs」と
子どもの権利条約を読み、その中から「私のお気に入り」を選んでみんなに発表しました。
話し合いでは、初めて子どもの権利について知った小学生が差別やいじめに関心を持ち、キーワードとして出していました。
「みんな同じ命を持っているから大事」
「子どもの声を聞かないで大人が決めているからきちんと子どもの声を聞いてほしい」
「物理的に傷つけられることだけが暴力だけでなく、精神的に傷つけられることも暴力になる」
「いじめ防止のためにしたい、一人一人の個性を大切にしたい」などたくさんの意見が!
その結果、小学生の部では「一人ひとり 大事な命 大人も子どもも同じ命」に決まりました。
理由は、大人も子どもも大事な命だから、差別やいじめから守られることを知ってほしいと思ったからです。
中学生の部では「「助けて」と届いていますか 子どもの声」に決まりました。
理由は、困ったときには全員が悪い人じゃないから周りの誰かに伝えれば助けてくれる人がいることを知ってほしいからです
子どもの権利標語の表彰式にも参加してきました!
石巻市専修大学にて開催された子どもの権利に関する標語コンテストの表彰式に子どもセンターらいつを代表し、子ども会議メンバーが参加し、市長と一緒に受賞された子どもたちに賞状を渡しました。
<子ども会議メンバーが表彰式で発表しました!>(以下、その文章)
子どもセンターらいつは石巻市内にある唯一の児童館で、子どもの権利を柱に、子ども参加で運営しています。子どもセンターの愛称「らいつ」も、英語で権利という意味のrightsと光という意味のlightの2つの意味をもち、子どもの権利の拠点として、未来の希望のひかりとして子どもセンターが存在するという願いが込められています。
そんならいつですが、実は子どもたちの声から生まれました。みなさん知っていましたか?
子どもたちが何度も話し合い、「こんなところがあったらいいな」という思いを詰め込んで、「こんな部屋がほしい」「この壁の色はこの色にしよう」など、企画・デザインから子どもたちが行って2013年に完成しました。
子どもたちの声から生まれたらいつですが、実際に利用する子どもたちの声を大事にしようと、子どもたちでらいつの利用方法などを話し合って決めています。それがわたしの所属している子ども会議です。
今回、子どもの権利標語のらいつ賞を、子ども会議メンバーとらいつの利用者のみんなで話し合い、決定しました。話し合いでは、初めて子どもの権利について知った小学生が差別やいじめに関心を持ち、らいつ賞を一緒に考えました。
その結果、小学生の部では「一人ひとり 大事な命 大人も子どもも同じ命」に決まりました。
理由は大人も子どもも大事な命だから、差別やいじめから守られることを知ってほしいと思ったからです。
中学生の部では「「助けて」と届いていますか 子どもの声」に決まりました。
理由は困ったときには全員が悪い人じゃないから周りの誰かに伝えれば助けてくれる人がいることを知ってほしいからです。
以上です。ありがとうございました。
子ども会議に参加したメンバーの声
「人がもつ権利についてたくさん知たのでいいなと思った」
「こんなにたくさん子どもの権利があるんだと分かった」
「子どもは幸せにすごせる権利をもっていて、それをうばわれている人がもしいたら、助けてあげようと思いました。」