新型コロナウイルスにより、3月~5月の間、休館となっていたらいつ。子どもまちづくりクラブは、その中でもオンラインを活用して、休館中の5月から活動を再開しました。今回は、5月から7月までの活動の様子をお伝えします!
5月は、オンラインで、お互いの近況報告やいま思っていること、まちづくりクラブで活動したいと思っていることを話し合いました。3か月ぶりの活動だったこともあり、家族以外の人と話すのが久しぶりだったメンバーもいるなど、最初は少し緊張した様子でしたが、みんなで顔を合わせて話すうちに、徐々に笑顔になっていきました。新型コロナの中で、まちづくりクラブとしてできることを考えるときは、「体を動かすイベントがしたい」、「四季に関わるイベント。お祭りができないから何か代わりになることをしよう」「VRで石巻のまちなかを紹介しよう」など様々なアイデアが出ていました!
6月に、ようやく直接顔を合わせて、集まれるようになり、改めてまちづくりクラブに参加したきっかけや理由をお互い話すとともに、昨年の活動の振り返りから、2020年度の活動体制について考えました。メンバーからは、「イベントや話し合いを通して、いろんな人との交流ができること。地域と関われる。」など活動を通して、色んな人と関わることができることが活動への意欲になっている様子でした。また昨年度の活動で、メンバー全員で集まる定例会が中々実施できなかったという反省をふまえて、部活やアルバイトなどと両立しながら、どうやってみんなで活動を進めていくか話し合い、「曜日を日曜日に固定して、隔週で活動しよう!」、「決まったことをホワイトボードに箇条書きにして、写真でLINEグループのノートを使って、共有する!」など2020年度の活動体制をみんなで決めました!
そして7月は、新しいメンバーも参加し、本格的にらいつでの活動をスタート!まず、7/12(日)に、今後のどのように活動していきたいか話し合いました。その中で、「地域の人たちからまちの話を聞いて自分たちの活動を決めていきたい」という意見があり、「7,8月はテーマを決めずに地域でフィールドワーク(視察・見学)をして、その後、テーマを決めて、再度フィールドワークをする。」という形で活動を進めていくことになりました。
そこで、7/26(日)の活動では、どんなフィールドワークにするか話し合いました。最初に「石巻×□□□」として石巻から連想するキーワードを出し合い、まずは石巻のイメージをふくらませました。その後、復興計画の資料からまち歩きマップまで様々な資料を見ながら、どんなところに行って、どんなことを調べるかチームに分かれて、考えました。スケジュールやインタビューの担当もみんなで話し合い、1日で3つの団体にフィールドワークに行くことになりました。「色々な意見が出て、みんなの石巻の推しポイント、課題に感じていることが知れてよかった。」、「石巻のまちの中にも知らない場所、物事があった。」などフィールドワークの下調べだけでも、まちのいろんなことを知ることができた様子のメンバー。
まちづくりクラブは、新型コロナの中でも、まちのためにどんなことができるか、子どもの視点で考えながら、活動していきます。次回の活動報告では、地域の方々にインタビューを行ったフィールドワークの様子をお届けしたいと思います。