石巻市子どもセンターらいつでは、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため学校が休校になったことで、
石巻の子どもがどんなことを思っているのか、困っていたり、悩んでいたりすることはなにかを調べ、発信するためにアンケート調査を行いました。
今日は、3/24までの回答をもとにアンケートの中間報告をします。
※このアンケートは、3/31まで実施しているので、まだ回答していない人がいたら、ぜひご協力お願いします。
アンケートの入力はここをクリック!
Q1、学校が休校になって、どんな気持ちですか?
1番多かった回答:「驚いた」
長期間にわたる休校が突然決まったことに驚いている様子です。
「悲しい」という回答も多く、理由としては、「友達と会えない」「体を動かせない」といった回答がみられました。
一方、「うれしい」、「よかった」という回答も見られ、「学校に行きたくなかった」、「学校が嫌だから」といった理由をあげているのが印象的でした。
Q2、休校して、自宅ですごすことで、困っていることや悩(なや)んでいることはありますか?
1番多かった回答:「友だちと遊べない」「学校で勉強できない」
出かけずに家の中で過ごしている子どもが多く、友達とは遊んでいない状況が多い様子です。また、学校に行けず、十分な勉強ができているか不安に感じている様子でした。
「生活リズムが乱れてしまう」、「体を動かすことができない」という回答も多く、長時間自宅だけで過ごすことで、体調にも影響が出ている様子です。
「コロナウイルスに感染しないか不安」という回答も多くみられました。
また、数は少ないものの「困っているときに相談できる人がいない」「給食を食べることができない」という回答もみられました。
「特に困っていること、悩んでいること」という質問に対しては、「兄妹ゲンカが増えて嫌な気持ち」、「生活リズム」、「もっと外で遊びたいのに遊べない」といった回答があり、休校が長期化していることによる子どもたちへの影響が感じられました。
Q3、自分がしたいこと、おとなや社会に伝えたいことはありますか?
この質問に対しても、一番多かった回答は「遊びたい」
子どもにとって「遊び」が重要なものであることが感じられました。
次に多かったのは、「学校に行きたい」
子どもにとって学校も重要な存在になっていることも明らかになりました。
また「なにかしたい」、「コロナウイルス対策についておとなと一緒に考えたい」といった回答も多くみられ、
子どもたちが支援されるだけでなく、自分でもできることをしたいという気持ちが感じられました。
一方、数は少ないですが、「話を聞いてほしい」、「食事の支援をしてほしい」といった回答もみられ、
休校が長期化することでの子どもたちへの寄り添いや食事の支援の必要性が感じられました。
「自分がしたいこと、伝えたいことを教えてください」という質問には、
「新型コロナウイルスの少しでも予防が出来る方法を伝えたい」「コロナ対策について誰かと相談したい」
など自分ができることをなにかしたいという回答が印象的でした。
【アンケート回答データはこちら】
コロナアンケート中間報告データ