みなさんはらいつができた経緯を知っていますか?
らいつは、石巻市子どもまちづくりクラブが企画・デザインした施設です。
そんなまちづくりクラブは東日本大震災後、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが子どもたちに呼びかけ、岩手県山田町・陸前高田市・宮城県石巻市3つの地域で子どもまちづくりクラブが発足!2011年7月から石巻市子どもまちづくりクラブがスタートしました。復興に向けたまちづくりを目指し、❝夢のまちプラン❞を作成。❝夢のまちプラン❞の中の色々な想いを1つにし、実現化したのが「石巻市子どもセンターらいつ」(以下、らいつ)です。
サントリーホールディングス株式会社(以下サントリー)は、「サントリー東北サンさんプロジェクト」というプロジェクトの「未来を担う子どもたちの支援」の分野でらいつを建設する時から支援をしてくださっている企業の一つです。
今まで「フラワーワークショップ」や「バレーボール教室」、コロナ禍ではらいつの屋上の次世代の畑に植える「サントリー本気野菜」などのご協力をいただいてきました。
そして、今年東日本大震災から10年を迎え、これからの子どもたちの成長に向けてサントリーかららいつに寄贈をいただけることになり、3月30日(火)、まちづくりクラブと子ども会議の子どももたちが出席した贈呈式が執り行われました。
まちづくりクラブや子ども会議の活動で使用する備品(最新のiPadやデジタルカメラ)、そして遊具(ブロック、サンドバック)などたくさんのものを受け取り、子どもたちは目を輝かせていました。
はじめに館長である荒木より挨拶をした後、サントリーの方から子ども会議とまちづくりクラブそれぞれの代表2人が目録を受け取りました。たくさんのテレビや新聞記者の取材カメラが向けられ、「こっちに目線をください」の声にあっちこっちと忙しそうに顔を動かす子どもたち。それそれの代表として立派に写真を撮られていました。
さらに、贈呈式のあとに開催した子どもまちづくりクラブ企画の「食べ歩きツアー」で早速いただいたカメラを使って撮影をしたり、スポーツ室でブロックを積んで遊んでいる小学生たちがいたりしました。
寄贈していただいたものはこれからのらいつの活動に活用していきます。サントリーさん、ありがとうございました。