報告が少し遅くなってしまいましたが、7月5日に、休館などもあって延期していた『令和2年度 第1回運営会議』を開催しました！

運営会議とは、子どもまちづくりクラブと子ども会議のメンバー、らいつの大人運営委員（商店街の方や行政の方、NPO団体の方、社会福祉協議会の方など）が集まり、らいつの運営方法や事業について話し合う、とても大事な会議です！年3回行っており、毎年6月、10月、3月に実施しますが、臨時休館の影響で、7月に開催いたしました！

大人運営委員は2年に一度交代していただいています。今回は、今年度に交代したての大人運営委員さんとともに行いました！
今回の会議には、まちづくりクラブメンバーから1名、子ども会議メンバーから2名、大人運営委員5名（内1人オンライン出席）が参加しました。

第1回運営会議議題は以下の通り。
・臨時休館中の活動報告
・『まきトーーク！石巻芸人よ、あつまれ！「コロナ時代の石巻、ぴえん。ソシャディは保って、うちらの心は密にしよう！」』報告
・子ども会議活動報告
・まちづくりクラブ活動報告
・Wi-Fi会議報告

まず最初に、館長のあらちゃんの挨拶から始まり、はまっていることやらいつの好きなところなどそれぞれ自己紹介をしてもらいました。
それから、みんなの緊張を和らげるために、「What’s in the box」というゲームをしました！箱の中に、様々な「子どもが健康で安全に幸せな生活をするために必要なもの」がはいっていて、「健康」「安全」「幸せ」のどこに当てはまるか考えました。それぞれの考えを聞いて、盛り上がりました。

 

その後、あらちゃんより休館中の報告、ぴーこっくよりオンラインで行ったまきトーークの報告がありました。
参加者からは、学校が休校中の活動だったこともあり、人と話すことって大事！コロナについてや自分ができることについて考える機会になっていてとてもいい！などのコメントをもらいました。

次に、子ども会議メンバーから前年度の子ども会議の活動をクイズを交えながら報告がありました。
斬新で面白い内容になっていて、大盛り上がり！大人運営委員からも、引き込まれるプレゼンが素敵！と大絶賛され、メンバーたちはとても嬉しそうにしていました。前年度からルーム4を飛び出して、らいつ内の様々なところでオープンに会議をしているのもとてもいい案だという声も出ました。

子どもまちづくりクラブからの活動報告では、震災・防災について活動している「防災チーム」、らいつや石巻のことを発信する「らいチューブチーム」、アニメ・漫画をテーマに若者を呼び込むコスプレイベントをしている「まきコミ祭チーム」などの活動の様子を知ることができました。委員たちからは、「会議と言いつつゆるく話し合えているのがいい」という声や、「実際にやってみたくなった」という声、「外へ飛び出して町の人と交流するのはとても大事」という声がありました。

そして、これまで2年ほど子どもたちと話し合ってきたWi-Fi会議の報告。
今回は、Wi-Fi会議に参加した子がビデオ出演という形で、らいつのWi-Fiをつけるメリット・デメリットやインターネットの危険、らいつで安全に使うためのルールなど、これまで子どもたちで話し合ってきたことを報告してくれました。運営委員からは、「いいことも悪いことも話し合ってみんなでどうするか考えているのがいい」という声や「ただ禁止するのではなく、利用者のことを考えて話しているのがいい！」、「Wi-Fiがついてからもみんなで話し合って変更していけるといい」という声がありました。

この運営会議を経て、ついに、らいつにWi-Fiを設置することが決定しました！！！！
まだ具体的にいつから利用できるかは決まっていませんが、これからも子どもたちと話し合いながら進めていきます！

今回、運営会議に参加したメンバーからは、「子どもだけでなく大人の意見をたくさん聞くことができてよかった」「Wi-Fiが決まってうれしい」という声が聞けました。また、大人委員からは「子どもたちが主体となる会議でとってもいい！発表の際も一方的でなく周りからのフィードバックもあって「これぞ会議！」と、いう感じでした。みんなで子どもたちをサポートしてより良くしていくという方針がとっても心地よかった」、「話し合うことを大切にしていること、よい。 今の自分の仕事、取り組む姿勢としてたいせつなことそのヒントがたくさんあった」という声がありました。

年に3回の大切な会議ですが、子どもも大人も学びがあったようでした。子どもたちがとても楽しそうに大人委員と交流している姿を見て、日常でもより子どもたちが大人とかかわりを持てるように私たちもどんどん活動していかなくては！と改めて思いました。

次回の運営会議は10月です！おたのしみに！